2016年09月09日

凸版印刷とフランスのオベルチュール・テクノロジーズ(ディディエ・ラムシュCEO/日本法人:オベルチュール・テクノロジーズ・ジャパン)は、新世代決済カード事業での協業に合意。凸版印刷は、OT社が持つ「OT MOTION CODE(オーティー・モーション・コード)」および「COSMO OTP(コスモ・オーティーピー)カード」の日本国内における製造および販売権を取得した。2016年9月8日(木)・9日(金)に東京国際フォーラムで開かれる「金融国際情報技術展 FIT2016」のトッパンブースで紹介する。

 

凸版印刷はこの協業により、従来クレジットカードの裏面に印刷され固定だった3桁のセキュリティコードを、1時間に1回自動的に変化する可変コードを表示できる新世代決済カード、ならびにカード券面にワンタイムパスワードを表示できる新世代決済カードの提供を、2016年9月中旬から開始する。

 

世界各国はもとより、日本国内においてもオンラインセキュリティへの脅威は増す一方であり、その対策が必要となっている。また、総務省「2020年に向けた社会全体のICT化アクション」では、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会などの国際的なスポーツイベントやインバウンド消費の活性化に向け、ICTの革新的なサービス産業創出を目指しており、安全なキャッシュレス取引環境の整備が必須となっている。

 

凸版印刷は、金融分野や交通分野、公共分野などに対し、単機能カードはもちろん、多機能カードや多形状カードまで、数多くの採用実績を誇る国内を代表するカードベンダー。また、ICチップのOSやアプリケーション開発、カード製造・発行までの技術を保有しており、トータルで対応できる。

 

凸版印刷は今回協業により、セキュリティ性を大きく向上させたクレジットカードならびにその仕組みの提供が可能になった。

 

 

協業により凸版印刷が提供する新世代決済カードの特徴

 
<OT MOTION CODE>
・セキュリティコードが動的に変化
クレジットカード裏面の3桁のセキュリティコードが、1時間に1回といった単位で自動的に変化するコードとなり、カード券面の電子ペーパーディスプレイ上に表示される。
そのため、セキュリティコードの不正搾取を防止でき、また万が一、表示されたコードが不正に詐取されてもコードは変化するため、不正な電子商取引を防止できる。
・専用のカードとサーバを提供
顧客が実際に利用する専用のカードはもちろん、動的に変化するセキュリティコードと同期するアルゴリズムを持つ専用サーバを合わせて提供。
・顧客側での新たな設定や操作は不要で、より安全な取引を実現
これまでのセキュリティコードと同じ位置に動的に変化するコードが表示され、またオンライン決済に利用しているブラウザに新たにプラグインをインストールする必要もないため、顧客にこれまでと同様の操作でより安全な取引を提供できる。

 

<COSMO OTPカード>
・6桁のワンタイムパスワードを表示する電子ペーパーディスプレイを搭載
これまで、トークン形式で配布されていたワンタイムパスワード(OTP)をカードに搭載された電子ペーパー上に表示。カードと一体化しているため携帯しやすく、利便性が向上。
・ワンタイムパスワード生成ボタンを搭載
カードに搭載されたボタンを押すだけで、OTPの生成が可能。

 

 

○オベルチュール・テクノロジーズ OT社は、ネットワーク接続、認証、決済を保護する組み込みデジタルセキュリティの世界的リーダー企業。
高成長市場で戦略的地位にある。「エンドポイント」デバイス向け組み込みセキュリティソフトウエアソリューションのほか、関連するリモート管理ソリューションを、全世界の銀行や金融機関、モバイル通信事業者、政府や政府機関、コネクテッドオブジェクト/デバイスのメーカーなど、数多くの顧客に提供している。
約700人の研究開発者を含む6,300人以上の従業員を世界各地で雇用している。また、世界に4カ所のセキュアな地域製造拠点と39カ所のセキュアサービスセンターを構えており、140カ国の顧客にサービスを提供している。

 
http://www.oberthur.com/ (英語)

 

 

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