2016年09月08日

トッパン・フォームズは、ASEANエリアの新たな活動拠点としてベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設し、現地での活動を開始した。市場調査や現地パートナー企業との関係強化などを通じて、現地事業化に向けた具体的な検討を行う。

 

ベトナムでは、日本の政府開発援助(ODA)や現地プロジェクトによる道路や鉄道、港などのインフラ整備が積極的に行われている。また交通インフラの整備が進むことによる物流網の拡大や、経済の高度化に伴う金融や通信インフラの拡大が予想される。このような状況において、トッパンフォームズは2015年1月に受注した高速道路のETCカードをはじめとする各種交通系ICカードを提供するなど、現地でのビジネスを開始している。今後、印刷事業や商品事業、ICカードを含むICT事業の製品・サービスの提供を目指し、ベトナム市場の開拓を進めるための第一歩として駐在員事務所の開設に至った。

 

 

同社は、1972年に香港現地法人の設立を皮切りに海外展開を開始し、現在ではベトナムの他に、香港、台湾、マカオ、中国(上海市、深セン市、浙江省平湖市)、シンガポール、タイ、マレーシア、スリランカに13の拠点を置き、ビジネスフォーム製造やデータ・プリント・サービス(DPS)、ビジネスプロセスアウトソーシングなどの印刷事業や、ICカードの製造・発行を中心としたICT事業、IT関連機器の販売などを行う商品事業をそれぞれのマーケットに合わせて展開している。特にICカード分野では、香港の交通系ICカードのオクトパスカードやタイの国民IDカードの製造を受託するなど、品質の高い製品を供給し、マーケットの信頼を得ている。また各拠点はマーケティング活動を通じて、周辺国とのネットワークを構築している。これはトッパンフォームズグループの海外事業において、事業基盤強化や事業開拓のための重要な資産となっている。

 

 

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