2016年08月25日

凸版印刷の企画した脳神経疾患の理解促進のためのツール「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)が、世界で最も権威のある国際広告賞の「第63回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」のLions Health(ライオンズヘルス)ファーマ部門でブロンズを受賞した。

 

同時に、Lions Health(ライオンズヘルス)ヘルス&ウェルネス部門、Cannes Lions(カンヌライオンズ)デザイン部門でもショートリスト(入選相当)に選出された。

 

ファーマ部門ブロンズトロフィーと「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)

ファーマ部門ブロンズトロフィーと「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)

 

「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、そううつ病、てんかん、統合失調症、パーキンソン病などの脳神経疾患の啓発を目的として制作されたもの。これらの病気は、脳の神経がうまくつながらず、伝達の不調を起こしていることが一因と考えられていることから、脳の伝達不調を印象的に訴求するために、脳を電子回路に置き換えて表現した。

 
「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、銀ナノインクという導電性のあるインクを材料に使用している。ノートには疾患の説明と、その説明に連動した未接続の電気回路が印刷されている。使用者は銀ナノインクを充填したペンで未接続部分の配線を描いてノートの回路をつなぎLEDを点灯させながら、疾患、脳の伝達不調に対する理解を深めていく。

 
テクノロジーとクリエイティブの融合が注目されている中で、機能性インクという印刷テクノロジーと、啓発メッセージ、デザインというクリエイティブを掛け合わせた作品として企画した。

 

 

「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、昨年、カンヌライオンズとならぶ国際広告賞であるクリオヘルスケアで評価を受け、その継続活動として新しく2つの取り組みを行った。

 
ひとつが、学びの場で使用することによる理解促進で、初回は東洋大学(東京都文京区)のライフデザイン学部生活支援学科「社会福祉原論(1年生対象)」「精神保健福祉論(2・3年生対象)」(朝霞キャンパス)で実施された。そしてもうひとつが、製造工程の一部を、就労支援施設を運営する特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン(横浜市泉区)を通じて患者に依頼する社会復帰支援で、理解促進とともに、課題解決のための具体的なアクションを取り入れた活動として継続している。

 
「Connect Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、大塚製薬が実施している脳神経疾患啓発活動の一環として、企画、制作されたもの。

 

 

・受賞作品名 : 「Connect Pen & Notebook」 (ツナゲルペンとツナゲルノート)
・広告主 : 大塚製薬
・企画、コピー、デザイン : 凸版印刷トッパンアイデアセンター
・制作 : 凸版印刷
・寸法 A4サイズ(210× 297mm) 7ページ
・バッテリー方式 コイン型リチウム電池

 
○カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity) 世界で最も権威のある国際広告賞。1954年に創設された世界3大広告賞の一つとして、世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも最大級の規模となる。フェスティバルにはCannes Lions、Lions Health、Lions Innovation、Lions Entertainmentの4つのアワードがあり、63回目となる今年はデザイン、モバイル、ダイレクトなど合計24部門に4万点以上の応募があった。審査員には世界のクリエイティブをリードするアートディレクターやデザイナーなどで構成され、授賞式は毎年6月にフランス・カンヌで開かれている。

 

 

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