2016年08月01日

DSCN4530小森すずらん会

「改革なくして“SHINKA”なし」をテーマに開かれた

小森コーポレーションの北海道地域のユーザーで構成する第26回「小森すずらん会」(代表世話人=須田勝一須田製版会長)が7月13日午後3時から、札幌・中島公園の札幌パークホテルで「改革なくして“SHINKA”なし」をテーマに開かれ、小森善治小森コーポレーション会長のKOMORI基調報告、スターバックスコーヒージャパン前代表取締役最高経営責任者・関根純氏による講演「“進化と深化”スターバックスの成長戦略」などを聴いた。50社85人が参加して盛況だった。併催セミナーではdrupa2016報告が行われた。
開催にあたって須田代表世話人は次のとおりあいさつした。

 

DSCN4528須田代表世話人

須田勝一代表世話人

「小森すずらん会は結成から27年の歳月を経て、業界になくてはならない存在となった。今年のすずらん会のテーマは昨年同様『改革なくして“SHINKA”なし』とした。進化した者だけが生き残る、永遠に進化し続けなければならない。進化に終わりはないという思いが込められている。

 

先月開かれたdrupa2016ではデジタル印刷やIoTの技術の発展には目を見張るものがあったと聞いている。小森コーポレーションも多くの機器を出展したが、なかでもデジタル印刷機のインプレミアIS29や、ランダ社のナノグラフィ―技術を取り入れたインプレミア NS40など最先端の機器の展示・実演が大盛況だったという。自ら考える工場化、インダストリー4・0、プリント4・0の大きな波が来ていると感じている。

 

小森すずらん会のテーマである『改革なくして“SHINKA”なし』を実践していかなければならないと実感している。

 

今年3月26日に新青森、新函館北斗間で北海道新幹線が開業した。道南、東北では一定の経済効果があったと聞いているが、札幌においては実感が薄い。インバウンド、海外からの観光客の増加は、東南アジアを中心に展開したプロモーションの効果から、約94%が東南アジアからの観光客だそうだ。インバウンドも印刷会社の重要な仕事の素になっているし、新しい発想から新たな商品開発につながる可能性もある。積極的に取り組みたい。

 

日頃はライバルである私たちがその垣根を取り去り、メーカーや販売代理店の皆さんが同じ土俵で経営や技術に関する情報を交換・収集・勉強し、あわせて親睦・交流を図るところに小森会の存在意義がある。

 

小森会長の基調講演で、業界動向や海外情報をぜひ吸収していただきたい。スターバックス前社長・関根純氏の講演は、業界は違うが、進化し続けるスターバックスの成長戦略はわれわれにも参考になることと思う」

 

DSCN4536小森会長

小森善治会長

KOMORI基調報告では小森会長が内外の印刷業界の市場動向、印刷会社の課題と小森が提供するソリューション、同社の事業活動を説明し、「今回のdrupaは前回以上にデジタル印刷機の本格的な活用がクローズアップされた。印刷業界にイノベーションの波が大きく押し寄せてきている状況だった」「今後は、インクジェット方式のデジタル印刷機が主流になると考えられている。スピード、大型化、コストへの対応が求められる中で、電子写真方方式では、技術的に限界がある。デジタル印刷機は、小ロットでは強い、オフセット印刷機は中・大ロットに優位性がある。今後、印刷会社は2つの印刷機を融合させることが重要になるであろう。これを実現するためには、次の3つの要件が必要になる。第1にオフセット印刷機と同じ用紙を使用できること。第2にオフセットと同等の品質を再現できること。第3にこれらを統合管理するソフトウエアがあること。この3つが重要になる」と述べた。

 

 

 

 

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