2016年08月01日

ハイデル・フォーラム21(塚田司郎会長)の関東甲信越静地区会とポストプレス研究会は7月28日、東京・品川のハイデルベルグ・ジャパン㈱本社で「drupa2016で見た印刷・製本の未来~総括と印刷・製本業界の今後の展望~」と題したセミナー報告会を開催した。 たくさんの来場者が訪れた今回のセミナー報告会は、①公益社団法人日本印刷技術協会の郡司秀明専務理事による、drupa2016全体を包括したまとめ、②HDF21ポストプレス研究会の橋野昌幸会長(旭紙工㈱・社長)による、製本のプロから見た業界の展望、③ハイデルベルグ・ジャパン プロダクトマーケティング部の曽篠靖之氏による、ハイデルベルグの視点から捉えた業界の未来について--という内容の3部構成で行われた。

 

橋野会長

橋野会長

その中の1つ、橋野会長による講演では、drupa2016におけるポストプレス分野のハイライトや感想について語った。 橋野会長は、今回とくに多く展示されたものとして、デジタル印刷機とポストプレス機器をインライン接続したソリューションを挙げ、すべてをワンパスで処理ができるので、ミスが起こらないことや人手を要さないことによる人件費抑制、印刷だけでは利益が出ないので後加工と一体化したシステムで利益を創出するといった可能性を示した。   また、drupa2016の焦点の1つだったIoTの製本分野での活用については、印刷による紙伸びなどを人手によって微調整していることなどの事例を挙げながら、その活用を想像することは難しいという見解を示した。

 

 

 

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