2016年07月26日

高精彩インキシリーズ

高精彩インキシリーズ

帝国インキ製造㈱(澤登信成社長)はこのほど、細線の印刷だけではなく、面印刷、グラデーション印刷など様々なパターンを高精度に印刷できる高精彩スクリーン印刷インキ4シリーズ(XERインキシリーズ、XIP―HFインキシリーズ、XGL―HFインキシリーズ、XFMインキシリーズ)を発売した。

 

発売したスクリーンインキは、①微細印刷性②面印刷性③ソーエッジ(凹凸)対応性④連続印刷性⑤高速印刷性⑥再印刷性⑦刷版洗浄回数の削減といった特徴を持つ。

 

現在のスクリーン印刷の問題点として、面と細線を両立した印刷ができない、高速印刷に追随するインキがない、印刷トラブルが多く、熟練作業者が必要などの点があるが、同社の高精彩インキを使用することで、誰でも高精度な印刷ができるとしている。

 

販売計画としては、2020年度には売上金額を200億円と見込んでいる。注力市場としては、自動車、家電、モバイル通信機器などを計画している。販売は、日本が7月1日から、中国・韓国・台湾・東南アジア諸国が近日発売、欧米が近日発売となっている。

 

澤登信成社長

澤登信成社長

7月1日、東京・荒川区の同社T3Cビルで、高精彩スクリーンインキ発売発表会が開かれ、冒頭のあいさつに立った澤登社長は、「昨年4月から社長の任に就いた。就任2年目で、新しい製品を皆様に報告できることが一つの達成できたことではないかと思う。発表する高精彩インキは、より鮮明かつ精細な印刷を実現することで、いままでできなかったようなデザイン性というものを付与することが可能になった製品である。さらには連続印刷性など作業性を向上し、現場での作業性においても寄与できる製品である。従来品と比較しても、お客さまの期待を大きく変える性能を持つ製品に仕上げることができたのではないかと考えている。この製品の紹介をさせていただき、皆さまからも意見を頂戴できたらと思っている」と述べた。

 

新製品のスクリーンインキ4シリーズは、銘板印刷用タイプであるXERインキシリーズ、射出成形対応タイプのXIP―HFインキシリーズ、ガラス印刷専用タイプであるXGL―HFインキシリーズ、熱成形(真空成形)対応タイプのXFMインキシリーズの4種類。

 

特徴は次のとおり。
▽微細印刷性=100マイクロメートルのラインを100~116マイクロメートルの精度で印刷できる

▽面印刷性=面とグラデーションが混在するパターンを安定して印刷することができる

▽ソーエッジ(凹凸)対応性=ソーエッジが10マイクロメートル以下で印刷可能で、綺麗な直線と円を印刷できる

▽連続印刷性=1500枚の連続印刷を行っても、細線とドットが変化なく印刷できる

▽高速印刷性=シリンダー印刷機により、800―1500枚/時の速度で印刷できる

▽再印刷性=インキを版に被せた状態で1時間印刷機を停止しても、洗浄することなく印刷を再開できる

▽刷版洗浄回数の削減=300枚に1回の版拭きを1500枚に1回にすることができる。

 

 

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