2016年07月20日

真茅久則

真茅久則社長

200人強の聴講者を集めた

200人強の聴講者を集めた

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱(真茅久則社長)は、6月28日午後1時から東京・港区の同社西麻布ホールで「FFGS drupa2016 Seminar」を開催し、200人強の聴講者を集め盛況だった。同セミナーは、2部構成で開かれ、Seminar1で「drupa2016のトレンド報告と今後の方向性」が、Seminar2で「富士フイルムおよび主要各社の出展報告」の演題で行われた。

 
セミナー冒頭であいさつに立った真茅社長は、「今回のdrupaには188カ国、約26万人の方が来場した。私どもは『新・技・結』という日本らしいテーマを掲げ、いろいろなソリューションを提供するために、出展させていただいた。本日、その報告をさせていただくが、皆さんのご参考の一助となれば幸いだと思っており、これからも皆さんのお役に立てるよう一所懸命やっていくので、これからもよろしくおねがいする」と述べた。

 
Seminar1では、全体トレンドを読み解くキーワードとして、個別製品の大量生産(マスカスタマイゼーション)を指す「Industry4・0」と、これに対応した印刷産業でのマスカスタマイゼーションを目指す「Print4・0」を挙げた。これを基にして、drupa2016のトレンドに関して、一言では言い表せられないとして同社は3つのトレンドを①インクジェット方式デジタル印刷機②パッケージ印刷への提案③少部数・パーソナライズ印刷に対応した後加工機提案――を掲げた。

 
インクジェット方式デジタル印刷機では、B1サイズの枚葉インクジェット印刷機が提案され、それも紙器パッケージ向けの厚紙・特色を訴求した機種が各社から出展されていたこと、B2枚葉デジタル印刷機は、インクジェット方式と液体トナー方式に分かれるが、出展各社ともこの4年間で着実に技術的な進展が見られたと説明。さらに、1200dpiに高解像度化した輪転タイプのデジタル印刷機が出展され、品質の向上が行われ、これまでのトランザクション分野から出版・商業印刷分野にアプリケーションの幅が広がると予想した。

 
パッケージ印刷への提案では、紙器パッケージ・軟包装パッケージともにデジタル印刷機が新たに提案され、紙器パッケージ用途では後加工に、よりマッチしたB1サイズの枚葉デジタル印刷機が登場したこと、軟包装パッケージ用途では、紙器パッケージと同じく、小ロット・多品種・バリアブル対応が予想されることからデジタル印刷機が登場してきたと説明した。

 
少部数・パーソナライズ印刷に対応した後加工機では、後加工機の自動化がより進み、上流のデジタル印刷機との連携がスムーズとなり、本格的なバリアブル製本システムが登場し、印刷物の付加価値や感性価値を高めるための加飾加工機が充実してきたこと、生産性の向上による機器セットレスを目的に、高速化や自動セット機能が充実した機器が訴求されていたと報告した。

 
Seminar2では、富士フイルムおよび主要各社の出展報告が行われ、同社では、「新・技・結」のテーマに、①コマーシャルゾーン②ワイドフォーマットIJゾーン③パッケージゾーン④インクジェットテクノロジーゾーン――の4つのゾーン構成で展示、提案を行い、各ゾーンでの新製品や提案を行ったことを報告した。

 

 

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