2016年07月08日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、一政譲社長)は7月7日、東京・北の同社東京ショールームで「After drupa2016」と銘打ったイベントを開催した。

たくさんの来場者が訪れたこのイベントでは、drupa2016で発表された最新情報を紹介するとともに、同社がdrupa2016で披露した新技術を搭載した印刷機による実演デモンストレーションをしたほか、各種セミナーも開講した。

 

セミナーでは、同社のdrupa2016での出展概要やそこで発表された最新技術の解説を行った。

同社はdrupa2016で、シンボルマーク、コーポレートメッセージ、新デザインの印刷機を世界に向けて発信することを主眼に置き、①菊全判6色コーター付LED-UV印刷機「RMGT10 1050LX-6+LED-UV+CC+LD」、②A全判両面兼用8色LED-UV印刷機「RMGT9 920PF-8+LED-UV」、③B2判液体トナー方式4色デジタル印刷機「RMGT DP7 DP790ST-4」――の3機種を披露した。

 

「RMGT9 920PF-8+LED-UV」では、印刷品質管理システム「PQS-D(I・C・R)」を搭載して技術発表をした。

「PQS-D」は、印刷機の最終ユニット後の上部に設置したCCDラインセンサーカメラによって、▽全紙の欠陥検出(I)、▽OKシートの濃度値を登録すると、その後の全紙のカラーパッチの濃度を読み取り、色にブレがあれば印刷機のインキキーを自動制御(C)、▽全紙の見当パッチを読み取り、自動見当調整(R)--を行うことができるもの。

これらの機能を使うことで、OKシートを得てから刷了までの自動運転化が図れる。

 

「RMGT10 1050LX-6+LED-UV+CC+LD」では、厚紙印刷の生産性向上を図るため、▽手動でのフォークの抜き差しが不要で連続運転が可能となる「給紙自動ノンストップ装置」、▽印刷を止めずに排紙パイルを交換できる「排紙デリバリーシャッター」--を搭載。

また、最終ユニットの圧胴上に設置した高精度のラインセンサーで絵柄全体を読み取り、印刷物の濃度管理を行う「PQS-EYE」も搭載。

これにより、印刷開始時の色合わせの最短化と刷了までの色安定性を得ることができる。

 

RMGT9 920ST-4+LED-UVの実演のようす

RMGT9 920ST-4+LED-UVの実演のようす

 

実演デモンストレーションは、drupa2016に出展したRMGT9の片面機モデルとなる「RMGT9 920ST-4+LED-UV」を使って行われた。

UV印刷にも適性を持つ現像レスCTPプレート「Kodak SonoraXJ」を使い、LED-UVによる4色即乾印刷を披露。

また、「PQS-D(I・C)」を使い、欠陥検知精度や色調整の自動化機能の能力を示した。

 

 

 

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