2016年06月27日

花王㈱(澤田道隆社長)は6月20日、技術の強化とグローバル展開の加速を目的に、欧米インクジェットインク会社2社を買収したことを発表した。
同社が買収した欧米企業2社は、米国・Collins Inkjet(コリンズ インクジェット社)とスペイン・Chimigraf Holding(チミグラフ ホールディングス社)。

米国のコリンズ インクジェット社は、米国を中心にインクジェット用インクの開発・製造・販売を行っている。

大きな伸長が期待される産業印刷分野のインクジェット用インク市場にいち早く参入し、多種多様なインクジェットヘッドに対応した高度なインク設計技術と信頼で顧客ネットワークを構築している。

 

スペインのチミグラフ ホールディングス社は、パッケージ印刷用フレキソインク、インクジェット用インクの開発・製造・販売を行っている。

多彩な製品ラインアップと、多様なインク設計技術で、ヨーロッパを中心にビジネスを展開している。

 

欧米のインクジェットインク会社を買収した同社は、産業印刷用途のインクジェット用インク市場に対する価値提案として、水性インクジェット用顔料色材およびインクの開発を進めており、今年3月には、同社が培ってきた「顔料ナノ分散技術」を応用し、軟包装用フィルム基材への印刷に対し、VOCレス設計で世界初の水性インクジェット用顔料インクの開発に成功している。
同社では、今回の買収により新たに獲得した技術・生産設備・販売網を自社の技術に加えて活用することで、環境負荷低減に貢献する商品およびサービスをグローバルに提供していく。

 

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