2016年06月21日

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(東京都台東区、銭谷眞美館長)と凸版印刷は、2016年6月22日(水)から7月10日(日)まで東京国立博物館内TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで、熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城の復興支援としてVR作品『熊本城』の特別上演を行う。

 

なお、同VR作品の鑑賞料は全額、熊本城の修復再建の目的で熊本県熊本市が開設した「熊本城災害復旧支援金」へ寄付される。

 

VR作品『熊本城』は、五重・三重の櫓(やぐら)が立ち並び威容を誇っていた江戸時代の熊本城を題材に、城郭建築および熊本城研究の専門家による学術監修のもと、凸版印刷が2011年に制作。同年3月より、熊本城内の観光交流施設「桜の馬場 城彩苑(さくらのばば じょうさいえん)」内の「湧々座(わくわくざ)」にて一般公開を行っていた。(※現在は休館中)

 
本作品の制作には、平面形状と柱割が把握できる重要な史料「御城内御絵図(おんじょうないおえず)」と立面意匠が表現された「御城図(おしろず)」などの古図面を参照したほか、宇土櫓(うとやぐら)や天守閣、本丸御殿などの建造物や石垣を詳細にデジタル撮影した約40,000枚におよぶ画像を活用している。

 
今回の特別上演は熊本市の賛同のもと、熊本地震によって甚大な被害をうけた熊本城の文化財的価値を再確認するとともに、美しく勇壮な本来の姿への一日も早い復興を願い、企画した。会場では、本作品を専属ナビゲータによりライブ上演するほか、鑑賞者から熊本への応援メッセージも募集し、熊本に届ける。

 

 

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