2016年06月15日

前列左から、藤井治夫、臼田真人、佐久間信幸、後列左から、生井義三、坂本敬亮、日下直哉

前列左から、藤井治夫、臼田真人、佐久間信幸、後列左から、生井義三、坂本敬亮、日下直哉の各氏

全日本印刷工業組合連合会(臼田真人会長)は5月24日、東京・港区海岸のホテルアジュール竹芝で「2016全日本印刷文化典ふくしま大会」記者会見を開き、今年10月に2年ぶりに行われる印刷文化典の内容と特徴について説明した。

 

記者会見には、臼田全印工連会長、生井義三専務理事、藤井治夫東北地区印刷協議会会長、佐久間信幸福島県印刷工業組合理事長・大会委員長、坂本敬亮同副理事長・実行委員長、日下直哉同専務理事・実行副委員長らが出席した。

 
冒頭あいさつで臼田会長が「今年の印刷文化典ふくしま大会は、単なる賑やかしのイベントではなく、思いを持ったイベントとして全印工連としても強力に取り組んでいきたい」と述べた。

 
続いて、藤井東北地区協会長が「東北での印刷文化典の開催は過去に4回ある。昭和34年に仙台で初めて行われ、2回目も仙台、3回目が山形、そして前回が今から14年前の平成14年に仙台で開催している。今回が東北で5回目の印刷文化典になる。ご存じのとおり、先日、宮城県印工組が60周年をお祝いしたように、印刷組合がスタートしておおよそ60年経ったが、5年前に発生した東日本大震災は数百年または千年に1回という災害であり、われわれの想定外の大災害だった。岩手県、宮城県、福島県の各沿岸部でも大きな被害があった。とくに福島県は原発問題を抱えて現在も厳しい状態にある。そのためにも全国から印刷人が福島に集まっていただき、印刷人の意気込みをぜひ見せていただきたい。日本は地震国なのでいつか自分たちにも同じような災害が起こるかもしれない。被災地の状況を報道等で見ていると思うが、やはり私は現地に行って自分の五感で震災を感じてもらえれば、福島で開催する意義の一つがある」と述べた。

 
さらに、開催地・福島県印工組の佐久間大会委員長が「ふくしま大会の目的は2つある。1つは5年前の震災時に全国の組合員の皆さんに物心両面で助けていただいたので、その恩返しをしたい。もう一つは原発問題による風評被害を払しょくしたい。ぜひ、福島に来て美味しい食べ物とお酒を呑んで食の安全を実感していただきたい。エクスカーションでは5年前から時間が止まっている風景と大きく変わっている風景を実際に自分の目で見ていただけるコースを設定している」と述べ、参加を呼びかけた。

 
このあと、坂本実行委員長がふくしま大会の内容と特徴を説明した。

 
ふくしま大会の会期は10月21・22の2日間。会場は福島県郡山市虎丸町3の18のホテルハマツ。主催は全日本印刷工業組合連合会、東北地区印刷協議会、福島県印刷工業組合。

 
大会テーマは「みのりの文化~印刷業界の豊穣なる大地を求めて~」。

 
福島県印工組では大会に合わせてシンボルマークを作成。シンボルマークは東北6県が手を結び、豊穣な大地に大きく新しい印刷文化の花を咲かせていく様子を表現したデザインとなっている。また、6色の輪を重ね合わせることで、東北各県がそれぞれの特色を発揮し、全国からのお客さんとコミュニケーションや感謝の輪を広げていくイメージも表現。

 
大会初日の21日は12時30分から受付、午後1時30分から記念式典、2時45分から全印工連メッセージ、3時45分から記念講演会、6時30分から記念パーティー。会場は「平安の間」を使用する。

 
大会2日目の22日は午前8時から全印工連理事長会、全国事務局研修会、全青協各県青年会代表者会議、9時15分から全印工連フォーラム、12時からエクスカーション。
全印工連メッセージでは、臼田会長が改めて今年度の基本方針を訴えるともに、5月に刊行した印刷産業新成長戦略『全印工連2025計画 新しい印刷産業へのリ・デザイン』の内容について説明。さらに22日の全印工連フォーラムでは今年度事業計画を各委員会の委員長が説明する。

 

食の冒険家、発酵学の小泉武夫氏招き記念講演

 

記念講演会では、東京農業大学名誉教授の小泉武夫氏が「発酵がもたらす福島の復興」をテーマに講演する。
小泉氏は1943年福島県小野町の酒造家に生まれる。農学博士で専門は食文化論、発酵学、醸造学。現在、多くの公職のかたわら鹿児島大学、琉球大学、別府大学、新潟薬科大学、広島大学大学院、石川県立大学の客員教授を務める。全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会長、NPO法人発酵文化推進機構理事長も務め、世界各国の民族の食文化を研究する「食の冒険家」でもある。
記念パーティーでは、酒処・東北の美味しい日本酒や郷土料理でおもてなしをする。また、ラテンアメリカ民族音楽の演奏やフラダンスのステージなどパーティーを盛り上げるアトラクションも企画している。

 
【2016全日本印刷文化典ふくしま大会実行委員会編成】

 
■実行委員会
大会委員長=佐久間信幸(㈱日進堂印刷所)▽実行委員長=坂本敬亮(㈱坂本印刷所)▽実行副委員長=阿部裕治(㈱阿部紙工)、長瀬喜一(長瀬印刷㈱)、日下直哉(㈱クサカ印刷所)、伊東邦彦(キング印刷㈱)、有賀隆宏(共栄印刷㈱)、石橋理(石橋印刷㈱)、立花志明(㈱山川印刷所)、鈴木伸司(㈲スズキ印刷)、石井祐一(石井電算印刷㈱)
■事業委員会
募集・広報委員会 ▽委員長=阿部裕治▽副委員長=伊東邦彦、立花志明▽委員=福島支部、県南支部
会場委員会 ▽委員長=長瀬喜一▽副委員長=有賀隆宏、鈴木伸司▽委員=郡山支部、会津支部、いわき支部
管理委員会 委員長=日下直哉▽副委員長=石井祐一▽委員=石橋理

 

 

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