2016年06月13日

KBAが枚葉オフセット印刷の実生産性をいっそう高める、さらなる技術進化を示した。

 

その1つが、drupa2016の出品機で唯一のVLF機だった菊倍判コーター付6色印刷機「Rapida145-6+L」に、VLF機では世界初となるダブルデリバリーを備えたモデルを出展した。

Rapida145-6+Lのダブルデリバリー

Rapida145-6+Lのダブルデリバリー

この「Rapida145-6+L」では、インラインでの欠陥検出機能「クオリトロニックプロフェッショナル」が搭載されており、そこで欠陥が検出された損紙は、本紙とは別のデリバリーに排出されるので、刷了後に人手を使ってテープインサートされた損紙を抜き取る作業をする必要がない。

また、インラインでの色調自動補正機能「クオリトロニックカラーコントロール」も搭載されており、ジョブ替え時の色・見当調整が最短で自動に行われ、かつ本紙と本紙になる前の損紙を別のデリバリーに自動で分別排出するソリューションを初披露。

この2つの機能により、刷了時には本紙のみが一方のデリバリー部に集中して排出されることになり、印刷後になにも作業をせずそのままの状態で次工程へと回すことができる。

また、最高速が毎時1万8000回転へアップしており、そのスピードについてもアピールした。

もちろん、フィーダーに引き針がなくインフィード部を用紙が通過する時にセンサーで用紙がどの位置に来ているかを1枚1枚検知しそれに応じて印刷機側のグリッパーが用紙位置を調整して送る「ドライブトロニックSIS」、サーボモーターで各印刷ユニットの版胴を独立して直接駆動させることで刷版交換と同時に各種洗浄作業もできてジョブ替え時間の極小化が図れる「ドライブトロニックSPC」、コーターユニットに3本のアニロックスローラーが収納できてコンソールのボタン操作1つでアニロックスロールの交換ができる機能などをはじめとする、「Rapida」シリーズのすぐれた特徴はそのまま継承している。

 

Rapida106-8+L

Rapida106-8+L

菊全判LED-UV搭載両面兼用8色コーター付印刷機「Rapida106-8+L」では、両面4色印刷+全面ニスコーティングをしながら、毎時1万8000回転(片面印刷時は毎時2万回転)でLED-UV乾燥するパフォーマンスを行った。

印刷速度が世界最高であることに加え、1ボタンだけでの自動ジョブ替え機能、「ドライブトロニックSPC」によるジョブ替え時間の極小化、LED-UVの即乾性により次工程へすぐに仕事を回せることなどによる実生産能力の高さを示した。

 

Rapida145-6+L(奥)とRapida106-8+L(手前)

Rapida145-6+L(奥)とRapida106-8+L(手前)

そのほか、菊全判枚葉オフセット印刷機「Rapida106」のフレームをベースとしたロータリーダイカッター「Rapida RDC106-3」を出展。

版胴にマグネットで刃型を取り付けるもので、抜き加工だけでなく、折り、筋入れ処理も可能。

出展機は単体のオフライン機だが、枚葉オフセット印刷機のユニットとしてインライン化することもできる。

 

 

 

 

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