2016年06月09日

独・BHS Corrugated Maschinen- und Anlagenbau GmbH(BHS Corrugated)とSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(SCREEN GP)は6月1日、段ボール箱製造のインライン型デジタル印刷ソリューションの開発に関する独占的なパートナーとして協力関係を構築したことを明らかにした。(=一部既報)

 
ICCA Corrugated Statisticsの調べによると、世界の段ボール生産量は年率5%増加し、2020年までに2600億平方メートルに達すると見込まれている。

小ロットの段ボールを迅速かつオンデマンドで製造することにはコスト面や環境面で大きな利点があり、専用のデジタル印刷システムの開発を推し進めている要因となっている。高速でインラインのインクジェット印刷工程は、こうした市場ニーズに応えることができる。

 

BHS Corrugatedのコルゲートインラインデジタル印刷ソリューションは、現在の市場にある他のデジタル印刷ソリューションとは異なり、リアルタイムでロールを印刷済みシートにする唯一の画期的なシステムであり、それは段ボール製造工程で印刷済みのシートをスタッカーに積むために不可欠なソリューションとなるシステムである。最大2・8m幅をシングルパスで印刷し、毎分300mまでの高速印刷が可能。
水性インクを使用し、環境面にも配慮された仕様になっている。新たに設置されるBHS Corrugated製コルゲーターのオプションとして、あるいは既存設備のアップグレードとしても設置できる。

 
コルゲーターにデジタル印刷をインライン接続することにより、短納期(迅速かつ柔軟な受注処理)と、TCO(Total Cost of Ownership)の削減という大きな二つのメリットがある。

 
SCREEN GPは、BHS Corrugatedのコルゲートインラインデジタル印刷ソリューションに組み入れる新しい産業用インラインプリントエンジンを開発するために、「SCREEN GP IJC Ltd.」(GPIJC)を設立。同社は、インクジェット、エンジニアリング、連帳搬送や製造における、両社のコアコンピタンスと知見を統合し、BHS Corrugatedのコルゲートインラインデジタル印刷ソリューションに組み込むインライン型の新しいプリントエンジンを開発。2018年にユーザーテストの開始を予定している。

 

 

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