2016年06月10日

坂部登

坂部登氏

山形県印刷工業組合(坂部登理事長)は、5月18日午前11時から山形市本町の山形グランドホテルで平成28年通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で坂部理事長を再選した。坂部氏は3期目の課題として会員拡大と若手の育成を掲げ「新しい組織運営をしていく基礎づくりの2年間にしたい。改めて会員拡大に努め、盤石な組合組織を作り上げたい」と抱負を述べた。
議事に先立ち、あいさつに立った坂部理事長は「当工組は、昭和34年に140社強の組合員数でスタートしたが、現在は68社と2分の1に激減している。全国的にも事業所数、従業員数、出荷額の減少にまだ歯止めがかかっていない。しかし、一方で1社当たりの出荷額が平均して向上している。印刷業界は設備産業なので改めて起業するのが大変難しいが、そんな中でも各地域、各社の努力、業態変革の実施により、新たなコミュニケーション産業としての形が少しずつ築き上げられている。会員数の激減により、昨年1年間かけて賦課金制度を見直し、新年度から新制度でスタートする。
新年度予算についても賦課金の見直しにより総収入が減額にならないような形にさせていただいたので、若干賦課金が増える事業所もあるがご理解いただきたい。賦課金は2年おきに本部が行う組合員事業者台帳調査を基に算出することでより公平性を高めた。新年度は若い人たちのパワーをいかに汲み取るかが課題。県内にも若手の印刷人が大勢いるが、事業に集中しているので業界のことを考える時間がないような気がするので、新年度は若手の方たちを育成し、業界のあり方について協議しながら形作っていきたい」と述べた。
総会は、大風亨副理事長を議長に選出して議案審議に入り、平成27年度事業報告ならびに収支決算承認の件、平成28年度事業計画ならびに収支予算決定の件、同経費の賦課ならびに徴収方法決定の件など上程議案をすべて原案通り承認した。
28年度は全印工連の基本方針に基づき、経営革新マーケティング事業、環境労務対策、組織共済事業、教育研修事業、CSR事業、広報活動など諸事業を実施する。
そのうち、広報活動では機関誌『山形県のいんさつ』を年2回発行する。また、大会、協議会などの開催に対する協力では、東北地区印刷協議会(上期6月15日福島県、下期2月宮城県)、SOPTECとうほく2016(7月1・2日)、全日本印刷文化典ふくしま大会(10月21・22日)、デザイングランプリTOHOKU(12月2~4日)などに積極的に参加協力する。
役員改選で再選された坂部理事長は就任あいさつで「今回再任され、3期6年をしっかりまっとうして次の世代にバトンタッチしたい。全印工連では今期『志あふれる印刷産業へ、期待される価値を求めて』というテーマで事業展開していく。当工組でもその気持ちを大切にして、組合員の力強い経営と持続的な成長、発展を期して、諸事業に取り組んでいきたい。全印工連の新たな委員会事業などはきめ細かく丁寧に情報発信していきたい。そして、新しい時代を担う印刷人を育成したい。若手は自身の事業に専心している環境にあるが、ぜひ組合運営に理解をいただきながら新たな業界を作っていくための知恵を出してもらい、新しい組織運営の基礎づくりの2年間にしたい。また、改めて会員拡大に努め、盤石な組合組織を作り上げたい」と抱負を述べた。
【平成28年度新役員】
理事長=坂部登(坂部印刷㈱)▽副理事長=中村隆志(㈱青葉堂印刷)、大風亨(㈱大風印刷)、佐藤慎一(鶴岡印刷㈱)▽専務理事=川合勝芳(㈱曙印刷)▽常務理事=大場寛治(大場印刷㈱)、永井淳(㈱永井印刷)▽常任理事=武田幸太郎(武田紙工㈱)、若月孝(㈱若月印刷)、後藤卓也(中央印刷㈱)、涌井洋一(共栄印刷㈱)、菅野隆(田宮印刷㈱)、鈴木常夫(藤庄印刷㈱)

 

 

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