2016年06月06日

㈱KADOKAWA(本社・東京都千代田区、松原眞樹社長)は、埼玉・所沢に最新の生産設備を導入した施設を建設し、新たな生産および物流の拠点とする新プロジェクトを開始している。

その書籍製造プラットフォームにミューラー・マルティニ製の「アレグロ・デジタル」無線綴じ機ラインとHP製のデジタル印刷ソリューションを採用した。

 

同社では、読者や書店の多様に変化するニーズに応えるべく、製造と物流が一体となった新たな生産システムの構築を進めており、最新性能の生産設備を導入するために、具体的な設備の選定を進めていた。

その一環として、出版物に合わせた適切な量の生産に対応する新たな書籍製造プラットフォームを構築し、平成30年からの稼働を予定している。

 

全自動無線綴じ機ラインの「アレグロ・デジタル」は、世界で初めてモーションコントロール技術を採用した最高速度毎時7000回転の最新鋭モデル。

ローディングされるブックブロックを機械自らで測定し、運転しながら次々と自動でセットをしていき、1部ごとの製本を完成させるという「タッチレスワークフロー」機能を装備している。

これにより、デジタル印刷からのインライン処理にも対応でき、同社が目指す小ロット書籍生産や適量生産にも適している。

 

デジタル印刷ソリューションとしては、最大1067㍉までの用紙幅に対応する毎分最大305㍍の両面印刷が可能なモノクロインクジェットデジタル輪転印刷機「HP PageWide Web Press T490M HD」や、B1サイズの両面カラーに対応する液体トナー方式のデジタル印刷機「HP Indigo50000デジタル印刷機」などを採用。

これにより、文庫、ライトノベル、新書、コミックなどの本文、口絵、表紙、カバー、帯にいたるまでを一貫生産することができるようになる。

 

 

企業 技術・製品-関連の記事

PAGE TOP