2016年05月25日

東レ㈱(本社・東京都中央区、日覺昭廣社長)は、世界初となる水溶性インキを用いることによって有機溶剤フリー化を実現する水なしUV印刷システムを開発した。

5月25日、同社会議室で記者会見を開催し、その詳細について説明した。

 

今回、同社が開発したのは、同社のコア技術である機能性高分子設計技術を用いた親水性ポリマー。

これを水なしUVインキの原料とすることで、揮発性有機溶剤を含まないインキを作ることができるようになる。

これにより、▽湿し水を用いない水なし印刷、▽揮発性有機溶剤を含まないインキ、▽水溶性インキのため、水系洗浄剤での洗浄が可能--という要素により、オフセット印刷工程において有機溶剤フリー化を実現することができる。

 

この親水性ポリマーをインキ原料としたインキを使うことで、水なし印刷における版面温度の条件も拡大する。

また、印刷成果物の耐水性、耐摩性については、従来水なし印刷用インキと同等となる。

 

この親水性ポリマーを用いたインキ原料は、平成29年から各インキメーカーに向けて販売を開始する。

また、drupa2016でもこの研究成果が発表される。

 

 

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