2016年05月12日

大日本印刷、コネクシオ、アットマークテクノの3社は、ICカード技術を応用した機器組み込み用のSAM(Secure Application Module)を搭載し、高セキュリティなIoT(Internet of Things: モノのインターネット)環境を実現するゲートウエー端末を共同開発し、2016年秋に発売する。5月11日から 13日まで東京ビッグサイトで開かれる「第5回 IoT/M2M展 春」のアットマークテクノブース(ブースNo.西3-71)で展示する。

 

昨今、車載システムの脆弱性が報告され、米国で電光掲示板の道路標識がハッキングされるなど、情報セキュリティ対策を施さない組み込み機器が、サーバーやPCなどと同様にインターネット経由でサイバー攻撃の対象となる事例が増えている。その対策として、専用回線を利用している事例や、インターネットから遮断されたモバイル回線を利用している事例などがあるが、インターネットよりも運用コストが高く、また様々なクラウドサービスを自由に選択できないという課題があった。

 

こうした課題に対して、インターネットを利用することで運用コストを抑えながら、セキュリティが保たれたIoT環境を実現するため、DNP、コネクシオ、アットマークテクノは、各種センサーなどが取得したデータや機器が生成するログなどのデータを安全にクラウドサービスに送信するIoT用のゲートウエー端末を開発した。

 

このゲートウエー端末は、アットマークテクノの産業機器向け組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」をベースに、アットマークテクノとコネクシオが共同開発したIoTゲートウエー端末に、DNPがICカード事業で培ったデジタルセキュリティ技術を応用して開発したSAMを搭載している。
SAMにより、通信データの暗号化に加え、機器の認証、機器が取得・生成するデータの真正性確認を行うことで、機器、ソフトウエア、データの改ざんやなりすましを防止し、高い情報セキュリティを実現する。

 
 

○SAM セキュアICチップ上に、データ暗号化、認証、機密情報保護等のセキュリティ機能を持つアプリケーションを搭載したモジュール。

○Armadillo(アルマジロ) 組み込みプラットフォーム:組み込み機器を開発するための汎用的な基盤。

 

 

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