2016年04月25日

マンローランドジャパン㈱(本社・埼玉県戸田市、サーシャ・バンセマー社長)は4月22日、東京・千代田の学士会館で記者懇談会を開き、マンローランド・シートフェッド社のdrupa2016への出展概要について説明した。

 

ROLAND708EVOLUTION

ROLAND708EVOLUTION

マンローランド・シートフェッド社はホール14スタンドC21に出展し、菊全機「ROLAND700EVOLUTION」を展示する。

出展機の「ROLAND700EVOLUTION」は8色+Wコーター付で、▽ダイレクトドライブ機構、▽インラインフォイラー、▽インラインカラーパイロット、▽LED UV--といったオプションを搭載したモデルで、高級・高付加価値印刷のデモを行う。

 

インラインフォイラーについては、箔の送り方を間欠式へと変更し、箔が使われない版胴のギャップ部分や、周長が短い用紙に印刷する際に用紙がない部分では箔が送られなくなるので、ヤレになる箔を抑えることができる。

インラインカラーパイロットは、印刷機の最終ユニットの後で印刷物のコントロールストリップを印刷機内のカメラで読み取り、印刷物の濃度と見当を自動補正する装置。

これにより、刷り出し時の損紙と時間が削減されるほか、印刷物の抜き取り確認をすることなく本刷り開始から刷了まで安定した色再現ができる。

 

また、インダストリー4.0時代における同社のアプローチとして、ユーザーの投資を最適化する「PRINTVALUE」というコンセプトを提案する。

ここでは、▽リモートサービスを通した予防保全やメンテナンス、稼働状況の分析やトレーニングなどを行い、生産安定性を提供する「print services」、▽ブランケットやローラー、洗浄剤など、印刷に関わる高品質な資材を供給し、トータルサポートする「print com」、▽ネットワークと統合してジョブマネジメントや品質マネジメントを自動で行うソリューション「print network」--という3つの柱を紹介する。

 

 

Lisa Aichhorn氏

Lisa Aichhorn氏

さらにこの席上、「ROLAND700EVOLUTION」の初号機を導入したオーストリアのSamson DRUCK社でマーケティング・経営企画担当を務めるLisa Aichhorn氏を招き、その導入効果について紹介した。

Samson DRUCK社では、「ROLAND700EVOLUTION(APL仕様の5色機)」の初号機を2014年8月に導入し、さらに今年5月には10色機(ダイレクトドライブ仕様)も導入する。

 

Aichhorn氏は「ROLAND700EVOLUTION」の利点として、より良い品質が安定して高速で印刷できること、そしてタッチスクリーンによる簡単な操作性なのでキャリアが浅いオペレーターでも使いやすい点を挙げる。

現在は主に小ロット(1000~1万枚)の仕事で使っており、インラインカラーパイロットも搭載していることから本生産に入るまでの時間が大幅に短くなり、5胴目のインキの色替えを行っても15分で済むようになっていると話した。

 

 

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