三菱製紙㈱は4月19日に記者会見を開き、drupa2016の出展内容を発表した。
「Mitsubishi is Print, Mitsubishi is Paper, Mitsubishi is Partner」をコンセプトに、変革に対応できる最適なソリューションを提案する。
具体的にはCTPシステムや各種デジタル印刷用紙に加え、新たな分野の製品の出展も予定している。
ブースは、ホール8BスタンドD24。
CTPシステムは、製版フィルム対応プロセスレスCTP/CTF「サーマルディジプレートシステム(TDPシステム)」2機種(TDP-750/459Ⅱ)を出展する。
TDPシステムは、印刷版と製版フィルム兼用で、処理液はもちろんトナーもインクカートリッジも使わない完全プロセスレスのCTPシステム。
版材以外の廃棄物が出ない環境にやさしいシステムで、低ランニングコスト、電力消費量も大きく削減でき、メンテナンスも簡単なのが特徴。
今回は長尺出力などの新機能を追加したタイプを出展する。
デジタル印刷用の用紙については、進化し続けるプロダクションインクジェットプリンターに適合する形でさらに品質を向上し、ラインアップも拡充した形で製品を発表する。
また、液体トナー用のフォトグレードのメディアに加えて、乾式トナー用のフォトグレードのメディアも紹介する。