2015年01月29日

第66回全国カレンダー展(主催=日本印刷産業連合会・(株)日本印刷新聞社)と第56回全国カタログ展(主催=日本印刷産業連合会)の合同表彰式が1月13日、日本橋三井ホールで開催された。全国カタログ展は全国カタログ・ポスター展から改編して最初のコンペティション。節目の年に、印刷技術やデザインと機能性の調和を追求した受賞作品に栄誉が贈られた。
第66回全国カレンダー展は応募658点から入賞73作品が、第56回全国カタログ展は応募379点から70作品が入賞した。カレンダー展では(株)大林組(第1部門)、王子エフテックス(株)(第2部門)、徳川美術館(第3部門)の三作品が、カタログ展では(株)松永真デザイン事務所(第1部門)、(株)オンワード樫山(第2部門)の2作品が経済産業大臣賞を受賞した。
表彰式の冒頭、稲木歳明日本印刷産業連合会会長があいさつ。「カレンダーは独自のグラフィックアーツとして社会に根付き、人々の日常生活に豊かさとうるおいを与えてきた。全国カレンダー展は優れた作品を厳選して世に送り出すことで表現の進化に寄与してきた。一方全国カタログ展は今回からカタログ・ポスター展から改編したもので、印刷業界から関係省庁、発注者から期待を寄せていただいている。デザインや印刷技術とともに、広告宣伝や販売促進を追求する機会を提供し、カタログがどのような進化を遂げているのかを広く社会に伝える役割を担ってきた。
カレンダー、カタログは印刷メディアを代表するものであり、電子媒体にない芸術性・質感・感性に訴える、身近な媒体である。受賞された作品は力作ばかりでその努力に敬意を表するばかりである」
続いて高橋淳子経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課課長補佐が来賓あいさつ。「審査会にも参加させていただいたが大変な力作ばかりで楽しく審査させていただいた。企画・デザインや印刷技術と、必要性との調和が求められ、審査員の皆様は審査に苦労されたかと思う。カレンダー、カタログとも商業印刷会社の主要な分野であり、これからも技術の向上等を通じて、一般社会をより豊かなものにしていただきたい」
つづいて表彰に移り、上位賞はもちろん、部門賞、各特別賞の作品を1時間以上にわたって紹介、表彰した。浅葉克己審査委員長が講評に立ち、大要、宇宙や生命、文化を考えるとき時間を考えることは欠かせない、タイポグラフィーはカレンダーの玉において重要な要素になると、時を表すカレンダーとタイポグラフィーの重要性を示唆した。

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