2015年01月26日

昭和24年の東京印刷工業協同組合の発足から数えて65周年を迎えた東京都印刷工業組合は1月13日、パレスホテル東京で創立65周年記念表彰式を挙行した。東京活版印刷業組合から数えて125年、価格競争是正や近代化などの諸問題を東京の同業者が手を携えて取り組んできた先輩の業績を振り返り、成長産業としての新たな歩みを誓い合った。
式典の冒頭、島村博之理事長が次のようにあいさつした。
「組合は昭和24年4月22日に東京印刷工業協同組合として創立したが、さかのぼると明治23年12月東京活版印刷業組合として立ち上がり、他団体との合併と解散を繰り返して今に至っている。日本経済の中心である東京で125年にわたり手を携えて歩んできたことに誇りを感じる。
印刷組合は発展と衰退を繰り返しながら存続してきたけれども、明治初期においても発起人が過当競争の窮状を訴えており、深刻な価格競争からの脱却のために組合が立ち上がったといっても過言ではない。今も状況が変わっていないことがわかる。
戦後、GHQにより解散させられたが、昭和24年東京印刷工業協同組合が設立、昭和30年に東京都印刷工業調整組合が発足し、昭和33年東京都印刷工業組合に移行した。中小企業近代化促進法施行の折にも、当時の執行部は印刷業が指定業種となるよう猛烈に働きかけ、昭和39年に指定業種となった。それに伴いスタートした近代化事業が、中小印刷企業の業務改善にどれほど貢献したのか計り知れない。
平成11年構造改善事業が終わりを告げて組合の求心力が低下したが、その後も『共創ネットワーク』『業態変革』『ワンストップサービス』と業界の近代化にハンドルを切った執行部、それにベクトルを合わせた組合員の皆様があってこそ、今の組合活動がある。
世間からも行政からも衰退産業であると見られてきた印刷産業は、実は成長産業であると示したのは組合に他ならない。組合員は明るい未来に向かって時代にあった業態変革を行い、勝ち残っていけると信じる。執行部、事務局とも一丸となって組合運営に邁進していきたい」
役員歴15年以上55歳の9人に東京都知事感謝状が贈呈された。受賞者は次の通り。矢部一哉(三松堂ホールディングス(株))、水野雅生(ミズノプリテック(株))、花﨑博己(大東印刷工芸(株))、中川顕一((株)クリエイティブファイブ)、松井弘(万栄印刷(株))、山岡景仁((株)三美印刷)、小林英司((株)エイジ)、西澤利雄(あづま堂印刷(株))、小野優((有)小野印刷)。役員歴10年以上50歳以上の34人には東京都産業労働局長感謝状が贈呈された。団体企業従業員78人、団体職員7人も表彰を受けた。来賓を代表して山本隆東京都産業労働局局長があいさつした。受賞者を代表して山岡景仁氏が「平坦な道のりではなかったが職責を果たせたのも諸先輩の励まし支援の賜物と感謝申し上げる」と謝辞を述べた。

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