2016年04月11日

京都・太秦の京都dddギャラリー(DNP文化振興財団)で4月4日から5月13日まで、第207回企画展「21世紀琳派ポスターズ 10人のグラフィックデザイナーによる競演」が開かれている。

 
16~17世紀の俵屋宗達、17~18世紀の尾形光琳、18~19世紀の酒井抱一。江戸時代、およそ100年ごとに、直接の師承関係ではなく私淑というかたちで、琳派の系譜は継承されてきた。光琳は宗達の、抱一は光琳のスタイルとセンスを、時空を超えたシンクロニシティーによって血肉化し、コンテンポラリーな創造を成し遂げた。
20世紀においては、硬直化、保守化した日本画壇ではなく、むしろ先鋭的なデザインの世界にこそ、琳派のエッセンスが受け継がれている。戦後のデザイン界を牽引した田中一光は、1960~70年代に琳派をはじめとする日本の古美術を巧みに引用したポスターを多数制作。彼こそが、まさに「20世紀琳派」というべき存在であった。では、21世紀に琳派はどのように受け継がれるのだろうか。

 
同展では、琳派400年を記念し、第一線で活躍するグラフィックデザイナー10人に琳派からインスパイアされB倍4連のポスターの制作を依頼し、一堂に展示している。

 
出展は次の10氏。
浅葉克己、奥村靫正、葛西薫、勝井三雄、佐藤晃一、永井一正、仲條正義、服部一成、原研哉、松永真。

 
会場=京都dddギャラリー(〒616-8533京都市右京区太秦上刑部町10)▽時間=午前11時から午後7時(土曜日は6時)まで▽休館日=日曜・祝祭日▽入場料=無料▽URL=http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

 

 

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