2016年03月28日

大日本印刷は、フィンランド国立アテネウム美術館と共同で開発したデジタルコンテンツ「at Home(家にて)」が同館に導入され、3月19日から運用を開始した。このシステムはフィンランドで人気の高い女性画家ヘレン・シャルフベックの水彩や素描などの作品を、フィンランド語、スウェーデン語、英語、日本語の4カ国語に切り替えて、多様な視点からの解説とともに鑑賞できるようにしたもの。素材の脆弱性から、これまで作品保護の観点から展示の機会の少なかった紙の作品も、このシステムによって広く鑑賞する機会が得られる。

同社はさまざまなミュージアムと協働し、最新の情報技術や画像処理のノウハウを駆使して多様な芸術文化に親しむ鑑賞方法を提供する「DNPミュージアムラボ」を推進している。フランスのルーヴル美術館やセーヴル磁器の専門施設などの常設展や、日本の美術館の企画展などに各種の鑑賞システムを提供しており、今回の「at Home」もこの取り組みを通じて開発された。

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