2016年02月22日

㈱横浜リテラ(本社・神奈川県横浜市、星野匡社長)は、最新の技術力とユニークな提案力が融合した高付加価値の紙器パッケージの提案などを積極的に展開し、印刷・パッケージ業界の「オンリーワンからナンバーワンへ」を目指している。それを追求するため同社は㈱小森コーポレーションに開発を依頼し横浜リテラ仕様にした両面10色枚葉印刷機「リスロンGX40RP(GLX―1040RP)」を導入した。

 

導入した「リスロンGLX―1040RP」は、裏面3色×表面7色、コーター、ダブルデリバリーなど紙器印刷向け仕様では世界初のユニット/デリバリー構成を持つ最新機。

 

両面10色枚葉印刷機「リスロンGX40RP」

両面10色枚葉印刷機「リスロンGX40RP」

 

2月15日午前10時から同社本社で、「リスロンGX40RP」の修祓式と導入の記者発表を行った。
記者発表では、星野社長、小森善信㈱小森コーポレーション上席執行役員国内営業本部長の2人が登壇した。

 

小森上席執行役員から、横浜リテラが導入した「リスロンGX40RP」の説明が行われ、星野社長からは導入の経緯などが説明された。

 

小森善信国内営業本部長(左)と星野匡社長

小森善信営業本部長(左)と星野匡社長

 

品質保証徹底のため両面機導入

 

その中で星野社長は「リスロンGX40RP」導入に関して、「われわれの工場は都市型工場と呼んでいるが、広大なスペースがあるわけではない。その中で生産効率をどこまで上げるかである。パッケージ業界で今もっとも求められているのが品質保証。そこを徹底していくため両面機が必要だった。オフ輪の世界では表裏印刷は当たり前だが、ブラン・ブランでは白板紙には圧がかからないため刷れない。圧胴とブランケットというRP機タイプでないと紙器印刷では表裏同時印刷ができないからである」と導入の経緯を語った。

 

同社では今まで表を印刷して裏面を印刷しており、積み替えの作業があり、また、積み換えてもベタ刷りが多いため紙の問題などで給紙しにくかったり、キズやこすれなど品質に関わる問題も起こりうる状態だったという。このように手間暇をかけて不良が出るといった工程を踏んで製品を作っていた現状があり、これをいかに解消するか、さらにパッケージに関しても両面刷りを指定する顧客も多くなっているため、両面印刷機である「リスロンGX40RP」の導入を決定した。

 

今後については、もっとも優先されるのは品質保証であると同社は認識しており、老朽化しメンテナンスが効かない設備は入れ替えていかざるを得ないという考えを持っている。ただ、設備に偏重するつもりはなく、設備をいかに活かしていくかがもっとも大切と認識している。また、設備を保有したからといって、その設備が能力を発揮するわけではなく、社員教育を第一優先で考えているという。

 

また同社はプリプレス部門の強化を図っており、「企画・設計・デザイン・製版・抜型デザインなどすべてを内製化し生産効率と品質を上げる努力を現場だけでなく、総合的に行い品質保証に取り組んでおり、この点が横浜リテラの最大の特徴である」と星野社長は説明した。

 

世界初のユニット/デリバリー構成

 

同社が導入した両面10色枚葉印刷機「リスロンGLX―1040RP」は、世界初のユニット/デリバリー構成を持ち、▽裏面/表面の両面印刷検査装置搭載+ダブルデリバリーでOKシートの分離排紙▽絵柄のデジタルデータと印刷サンプルの照合で印刷品質を確認するPDF照合装置▽表7色印刷による特色印刷とニスコーター装置による高付加価値印刷▽A―APC全色同時刷版交換装置とKHS―AIによる素早い印刷濃度立ち上げで損紙の大幅削減――などの特徴で、高い印刷品質の実現と、素早い段取り切り替えを誇る。

 

とくに同機に搭載されPDF照合などを行う多機能型分光式色調管理装置「PDC―SX」は、2500台以上の出荷実績を持つ「PDC―Sシリーズ」のハイエンドモデルで、色調管理機能に自動見当機能を付加し、「PDF照合装置」などを搭載し、1回の測定プロセスで色調の補正と見当を自動で合わせる画期的なシステムである。

 

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