2016年03月16日

㈱T&K TOKA(本社・埼玉県入間郡、増田至克社長)は3月15日、同社本社で記者会見し、平成26年4月から発売した、パウダー不要で棒積み可能な油性枚葉オフセットパウダーレスインキ「ベストワン キレイナ」の採用状況の報告と来年度の営業戦略について発表した。

 

ベストワン キレイナの専用缶

ベストワン キレイナの専用缶

「ベストワン キレイナ」は発売開始から約2年が経過し、採用社数は昨年度末比で2倍以上となる約300社、月間生産量は昨年度末比で7倍となる約60㌧にまで普及・浸透を果たしている。

現在「ベストワン キレイナ」は、▽水あり印刷用、片面/両面機対応▽カートン・厚紙用▽汎用/マットOPニス▽中間色▽水なし印刷用、片面/両面機対応▽蛍光色▽広色域▽ゴールド、シルバー▽コンク墨--とラインナップの拡充が図られた。

特練体制も整えられ、各サービス工場での対応も行われている。

 

またインキ缶も、印刷現場での存在感・清潔感を高めるべくイメージカラーのグリーンを基調にした「ベストワン キレイナ」専用のデザインに一新した。

 

来年度以降は、合成紙用などの一部製品を除いた油性インキの全品種で、従来の油性インキを廃番にして「ベストワン キレイナ」への一本化を図る。

 

まず9月に水なしインキ、来年3月に一般プロセスインキ、そして蛍光色、中間色、メタリックなども来年4月以降順次「ベストワン キレイナ」への一本化を進める。

 

増田至克社長

増田至克社長

会の冒頭、あいさつに立った同社の増田社長は「発売から2年が経ち、飛躍的に知名度も上がった。ただ、我々が思い描いていたストーリーとは異なる点があるのも事実で、ユーザーの声・感想に真摯に耳を傾けて製品をさらに磨き上げていく。まだ成長過程にある製品と認識し、引き続きパウダーレスインキとしての真の完成を目指し、来年3月には“ベストワン キレイナ”を月産250㌧の規模にまで成長させたい」と展望を表した。

 

 

またあわせて、同社のdrupa2016への出展概要も発表された。

drupaへの出展は今回が初めてとなる同社は、3ホールC-34に86平方㍍のスペースのブースを構え、UVインキと油性インキという2つを柱に世界へアピールする。

 

UVインキについては、欧米でのニーズを汲んだ製品の提案として、▽導入数が増えている各種省電力UV印刷機に対応する、現地に合わせてカスタマイズしたインキの紹介、▽低マイグレーションタイプのUVフレキソインキの紹介、▽フィルム用高密着タイプや水なし印刷用インキなど、日本市場で培われてきた高い技術力をアピールし、潜在需要の掘り起こし--をする。

 

一方の油性インキについては、パウダーレスインキ「ベストワン キレイナ」を世界では初披露する。

また、蛍光インキをはじめとした付加価値インキの提案も行う。

 

 

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