2016年02月23日

「BS01」の実稼働がおこなわれた

「BS01」を実稼働

日本プリンティングアカデミー(猪股康之学校長)は2月16日、東京・文京区の同校舎で「3Dプリンター特別講義」を開いた。国産3Dプリンターを提供するボンサイラボ㈱(東京都港区、大迫幸一社長)取締役兼広報の白沢みき氏を講師に招き、国産3Dプリンター会社の設立経緯や、3Dプリンターをユーザーに活用してもらうための仕掛けづくりなど、同氏のビジネスノウハウについて聞いた。

 
講師の白沢みき氏はビデオジャーナリスト、フリーアナウンサーとして活躍した経歴を持ち、自身の番組ではメールによる視聴者と双方向のやり取りを時代に先駆けて行い、軽快なマシンガントークで注目を集めていた。
仕事に携わっていくなかで、ものづくりに対して興味を持っていった白沢氏は、自身の渡米経験も通じて、「ものづくり産業が落ち込むことは国力の低下につながってしまう」と考え、国産3Dプリンター会社のボンサイラボ設立メンバーに加わることとなった。

 
2013年2月、ボンサイラボはSラボ㈲と共同開発した、低価格帯小型デスクトップ3Dプリンター「BS01」を販売開始。国内では初となる、クラウドファンディングで開発された3Dプリンターとなった。

 
サポート体制は大迫社長・白沢氏も含めた国内スタッフが対応するのが特徴。また、Facebookコミュニティに「BS01」のユーザーコミュニティを創り、ユーザー間同士の情報共有の活性化や、外部ユーザーへ発信していく仕掛けをつくった。

 
2015年1月には㈱デアゴスティーニ・ジャパンとコラボレーションし、『マイ3Dプリンター』の第1号を創刊。毎週発刊される同書の付録に付いてくるパーツを集めて組み立てていくと卓上3Dプリンター「idbox!」が完成するものになるが、第55号(2016年1月26日)が2万部を売れる好調を示した。

 
白沢氏は「人生はトライ&エラー」にあると述べ、次のように話した。
「アメリカでは『STEM』により3Dプリンター教育にも大きな力が注がれているが、日本はまだ追いついていないのが現状である。低価格帯3Dプリンターの提案、小学生向けワークショップなど、ボンサイラボでは引き続き、まずは3Dプリンター、ものづくりの『種』を蒔くところからはじめ、日本のものづくりを根底から変えていきたい」

 
講義のあとには「BS01」の実稼働が行われ、間近で見学をするとともに、生徒からはビジネス領域から工学分野まで幅広い質問があがった。

 

 

 

 

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