2016年03月10日

日本ユニシスと大日本印刷は、「国際ブランドデビット」の導入・運用に必要な取引処理、会員管理、勘定系システムとの連携、夜間サービス代行などの機能を提供する「国際ブランドデビット 決済サービス」の提供を開始する。両社は国際ブランドの電子決済サービス分野で協業しており、前払い(プリペイド)方式の「国際ブランドプリペイド」に続いて、即時払い方式の「国際ブランドデビット」についても、ワンストップでトータルなサービスを提供する。

 

同サービスの国内でのファーストユーザーとして、北國銀行が、Visa payWave付きデビットカード「北國Visaデビットカード」の発行を2016年4月1日から開始する。

 

 

国際ブランドデビットは、Visa、MasterCard、JCBなどの全世界のカード加盟店で利用できる即時口座引落方式の電子決済サービス。原則として金融機関の預金口座があれば申込時の入会審査が不要で、プリペイドカードのような事前チャージも不要。預金口座の残高内に利用が限定されるため、使い過ぎる心配もなく、便利で安心して利用できるのが特徴。金融機関は、特に若年層や高齢者など、クレジットカードの利用が少ない生活者にキャッシュレス決済を促し、預金口座を活性化させるため、国際ブランドデビットの普及に注力している。

 

国内でキャシュレス決済の割合は、2014年で約18%(日本カードビジネス研究会「NEW PAYMENT REPORT 2014」)と低いのが現状だが、政府はキャッシュレス決済の促進を成長戦略の一つとして掲げ、官民共同での環境整備に取り組んでおり、国際ブランドデビットはキャッシュレス決済の普及に向けて期待されている。
 
こうした背景を受けて、金融業界や航空業界などを中心にミッションクリティカルシステムの豊富な開発・運用実績を持つ日本ユニシスと、国際ブランドプリペイドのプロセッシング事業において多くの実績を持つDNPは、それぞれのノウハウを組み合わせて、2015年4月に開始した国際ブランドプリペイド向けのサービスに続き、国際ブランドデビットの共通決済プラットフォームを共同で構築し、サービス提供を開始する。

 

 

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