2016年03月07日

凸版印刷は、日本で初めて、ムスリムフレンドリーな製品パッケージの調査、商品開発、製造までを総合的に支援するサービスの提供を、2016年4月から本格的に始める。

 

海外における日本文化への関心が高まっている現在、訪日外国人数は年々増加しており、その数は2015年に1,973万人と過去最高を記録。消費税法施行令の一部改正などもあり、訪日外国人の購買行動のさらなる活性化が期待されている。また、TPPの締結を背景に、日本の農林水産物や食品の輸出ニーズが高まることが予想される。

 
世界におけるイスラーム教徒(ムスリム)人口は、2030年には全人口の約25%にあたる約22億人に到達すると予測されており、その多くが東南アジア・南アジアに在住している。特にインドネシアは世界で最もムスリム人口の多い国として知られている。また東南アジア6市場からの訪日人口は2015年に200万人を突破し、今後も増加が期待されている。

 
これらを背景に、自治体や流通・メーカーなどでは、イスラーム教の戒律に配慮した食事や礼拝などのサービスはもちろん、ムスリムのニーズを理解し、顧客満足度を向上させるための製品やサービスの開発が喫緊の課題となっている。
 
凸版印刷は同サービスの開始により、訪日ムスリム観光客によるインバウンド消費向けだけでなく、イスラーム圏への製品輸出を実施したい自治体や流通・メーカー企業に対し、ムスリムが購入・利用を判断しやすい製品の開発に貢献する。

 

 

○ムスリムフレンドリー サービス提供者が、ムスリムの文化や習慣を尊重したホスピタリティーの提供をすることを示している。ムスリムとは、イスラームを信仰する人々のこと。イスラームの戒律は、豚肉やアルコールを禁忌とすること、決められた時間に礼拝をすることなどが代表的で、その他にも存在する。ただし、国、民族、年齢、性別、宗派などによって慣習はさまざまで、個人差もあるため、その対応は一様ではない。そのため、ムスリムの観光客を日本で受け入れるにあたっては、まずはムスリムの文化や慣習を理解した上での対応が求められている。
 
 

 

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