2016年03月07日

大日本印刷は、タブレット端末を活用して、購入したい商品を多言語で簡単に選択できる訪日外国人旅行者(インバウンド)向け免税品販売支援システムを開発した。販売開始に先駆けて、同システムは大手百貨店で導入された。

 

訪日外国人旅行者の数は、2015年に前年比47%増の1974万人と過去最高を記録し、今後も増加する見込みである。また、訪日外国人旅行者の2015年の旅行消費額は、2014年10月に消費税免税制度が改正され、免税対象品目が大幅に増えたことも寄与し、前年比71%増の3兆4771億円となった。しかし店舗などの接客現場では、外国人旅行者に対応できるスタッフの数が少なく、また話せる言語に限りがあるなどの課題がある。こうした課題の解決に向けてDNPは、タブレット端末を活用した多言語対応の免税品販売支援システムを開発した。

 

同システムをインストールしたタブレット端末で、外国人旅行者が、表示する言語と購入したい商品を選択して確定すると、タブレット端末と接続したプリンターから商品購入券が出力される。商品購入券には商品のバーコードと購入数量等が、選択した言語で印字されており、旅行者は、その商品購入券をレジに持っていくだけで希望の商品が購入できる。

 
日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語に対応。ニーズに応じて他の言語にも対応する。

 
店舗は、外国人旅行者が希望する言語でストレスなく免税品を購入できる環境を提供することで、最先端の“おもてなし”をアピールすることができる。また、多言語に対応しており、各言語が話せるスタッフを売り場に多く配置する必要がなくなるため、店舗の負荷を軽減できる。

 
免税品として、酒、たばこ、化粧品、香水など、さまざまな品目に対応。これらの商品をタブレット端末で画像などと共に紹介できるため、必ずしも商品の現物を店舗に陳列する必要がなくなり、限られた店舗スペースを有効に活用することができる。

 
購入方法や商品の紹介などを行う動画コンテンツをタブレット端末で表示することで、購入方法も判りやすく、より詳しい商品説明も可能。

 
同システムは、「DNPサイネージ配信管理システム SmartSignage(スマートサイネージ)」および「DNP多言語対応接客支援アプリ TapStyle Inbound(タップスタイル インバウンド)」をもとにカスタマイズしている。これらの機能を使い、企業の本社などから各店舗のタブレット端末に対して、ネットワーク経由で取扱商品などのコンテンツを更新することができる。

 
 

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