2016年03月03日

㈱ニレコ(久保田寿治社長、本社・東京都八王子市)は、カメラで取得した印刷絵柄を基準にウェブの蛇行制御を行う「デザインポジションコントロールシステムNIC100、NIP100」を開発、2月末から発売を開始した。

 

従来、ウェブ(紙、フィルムのようなシート状の素材・製品)の蛇行制御は、エッジやスリットラインを基準として制御するのが一般的だったが、近年、素材の進化や製品パッケージの多様化が進み、それらに対応した新たな制御機能が求められていた。

 
同システムは印刷絵柄を基準とすることにより、エッジのバタつきやカールにより思わぬ不具合が生じ、安定した検出が困難な場合や、幅が必ずしも一定していない軟包装材のスリット加工時などの蛇行制御に最適な製品として、ウェブの歩留まり改善に効果を発揮する。

 
特徴は次のとおり。
①ロール面検出とオフロール検出=バタつきの影響を受けにくいロール面検出と、ロール面影響を受けにくいオフロール検出のどちらの検出も可能。
②多彩な照明とフィルタ=内蔵のLED照明とフィルタを組み合せて、さまざまな基材に対応可能。メッキロール、ゴムロールにも対応できる。
③パターンマッチング採用=画像全体の中から基準位置(ライン・エッジ・絵柄・文字など)を記憶し、ウェブの蛇行を検出し修正信号を出力する。
④正規化相互相関(ZNCC:Zero|meanNormalizedCross|correlation)搭載=外光や印刷濃度に変化があっても安定した検出が可能。
⑤イージーサーチ機能=画像全体の中から基準位置を指定し、サーチボタンを押すだけで、基準位置の登録が完了し検出を開始する。

 

また4月6日から8日まで、東京ビッグサイトで開かれる第7回高機能フィルム展(フィルムテックジャパン)に出品する。

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