2016年02月08日

テープカットが行われて開幕

テープカットが行われて開幕

日本印刷技術協会(塚田司郎会長、JAGAT)主催の「page2016」が2月3日から5日までの3日間にわたって、東京・豊島区東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開かれた。

 

今回は、「未来を創る‐メディアビジネスの可能性を拡げる‐」をテーマに出展社数145社510小間が出展する展示会と、基調講演・カンファレンス21セッション、セミナー13セッションが行われ、会期中に前回(6万7990人)を上回る7万0370人が来場するにぎわいをみせた。

 

初日3日午前9時半から展示ホールD入口前で開会式が行われた。花崎博己副会長の開会の辞に次いで、主催者あいさつに立った塚田会長は要旨次のとおり述べた。

 

 

IJ技術が日本の市場に応えられるように

 
「今年のテーマは『未来を創る』である。昨春、同名のタイトルで書籍を出版した。JAGATでは2020年までに印刷企業が明るい未来を創るにはどのような知識やスキルを身につけていったらよいのかについて研究し、地方の大会などでも議論を重ねてきた。
 
現代のマーケットでは、印刷技術は多品種少量からもう一歩進んで、限られた時間の中で需要が大きく変動する、ダイナミックなフラクゼーションの大きい需要構造になってきたので、従来の印刷技術のほかに、新しいデジタルの印刷技術が必要になってきた。とりわけ最新のインクジェットテクノロジーが日本のマーケットに応えられるようになってきた。日本語は画数の多い文字を使うので、文字の切れや高品質を求められるので、諸外国よりは品質要求度が高いので、そういった市場向けに最新のテクノロジーがようやく応えられるようになってきたと思っている。
 
一方では企業はユーザーとのコミュニケーションに印刷物だけを使うのではなく、デジタルメディア、とくにモバイルメディアを一緒に使うのが当たり前になってきたので、印刷企業の方でもネットでの受発注システムや、Web to Printのスキルであるとか、そういったものを支えるデータベースのマネジメントやセキュリティシステム、企業がイベント行う際の運営スキルなどもカバーしなければならない時代になってきた。
 
また、地方においては政府の掲げる地方創生に対して地域活性化ということで、地方の印刷会社ではフリーペーパーの制作発行、地域の名勝や地場国産品を紹介するようなビデオ、すなわち動画制作の知識やスキルも必要になってきた。
 

現在こうしたサービスをすでに始められている企業もだんだん増えてきた。
 
今年のpage展会場では、最新の機器展示のほか、ITを用いたマーケティングサービスのソリューションコーナーや、現代のマルチメディア環境におけるクリエイティブゾーン、需要が安定していると思われるパッケージゾーン、地域の皆さんの努力によるフリーペーパー展示ゾーンなどいろいろ用意した。
 
またテーマに沿っていろいろな切り口でカンファレンス・セミナーを3日間フルに用意した。変化の激しい時代に印刷関連企業の皆さんが、展示会を通して何らかの強いモチベーションを持っていただけると信じている」
 
 
来賓を代表して平井淳生経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課課長と稲木歳明日本印刷産業連合会会長が祝辞を述べた。
 
引き続いて、平井課長、稲木会長、島村博之全日本印刷工業組合連合会会長、田村壽孝日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会会長、吉岡新日本グラフィックサービス工業会会長、真茅久則プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会会長、塚田会長ら7氏によりテープカットが行われて開幕した。

 

 

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