2016年02月23日

新たな時代へ553人が参加者した

新たな時代へ553人参加した

青年印刷人が印刷産業の未来を創造するイベント、Print Next2016(滝澤光正運営委員長/齋藤秀勝実行委員長)が2月6日、東京の大手町サンケイプラザで開かれた。今大会のテーマは「新しい価値創造への挑戦!~印刷から始める、日本の新時代~」。553人の参加者が全国から集い、基調講演や全国の各ブロックが企画した分科会を通じて、新たな時代へと挑戦する契機とした。

 

 
午前の部の「パートナーズセッション」では、コーディネーターの山下潤一郎氏(ブライター・レイター代表)のもと、Print Next2016パートナーズ企業9社が、自社の「価値創造への挑戦」事例を発表。社員自らが起業家を支援する「Matter to a Million((株)日本HP)」、電子パターンを基板上に印刷する「プリンテッドエレクトロニクス((株)SCREENホールディングス)」など、各社各様の取り組みが紹介された。

 

滝澤運営委員長

滝澤運営委員長

午後からは式典が開催され、主催者を代表して滝澤運営委員長が次のようにあいさつした。
 
「前身の『PRINT4』から数えて7回目となるが、Print Nextは単なる青年印刷人のイベントではなく、印刷産業人の未来を創造するひとつのムーブメントとして認識されるまでになった。現在の日本は、大量生産型社会の牽引役を担っていた時代が終わりを告げ、成熟社会の課題に対し、想像力と知性で付加価値を生み、新市場・経済の形を作り出すことが求められている。印刷会社も当事者としての意識を持ち、新たな価値創造へ挑戦しなければならない。Print Nextを通じて、さまざまな切り口で考えてもらいたい」
 
 
基調講演では田坂広志氏(田坂塾塾長)が「日本型経営の神髄とは何か」をテーマに講演した。田坂氏は日本型経営の価値観について(1)働きがい(2)能力の成長(3)人間的成長(4)良き仲間との邂逅の4つを取り上げ、「人生の密度は自分で決められる。また、企業が多くの利益を得たということは、『もっと社会に貢献しろ』という使命を与えられているということ。皆さんにはその使命を果たし、世の中に素晴らしい光を届けてもらいたい」と激励した。
 
未来の印刷大賞の表彰式では、最優秀賞に選ばれた作文部門「未来の印刷/増村咲和さん」、絵画部門「跳び出せ!新聞/生駒涼太さん」、グリーティングカード部門「Print Next2016~心に伝わるグリーティングカード/(株)同文社」の3作品にそれぞれ表彰状が贈られた。
 
災害復興支援プロジェクト「ACT FOR JAPAN/Print Next Troops」の活動報告がなされたあと、全国の各ブロックが企画した分科会に移行。地域印刷会社の事例が発表された「地域資源“大”活性術(東北ブロック)」や、青年印刷人自らが印刷の魅力を若い学生たちに講義した結果を報告する「仕事の魅力を伝える『私たちはなぜ印刷業を営んでいるのか』(近畿ブロック)」など、講演やパネルディスカッション、プレゼンテーションを通じて、新しい価値創造に挑戦するためのヒントを学んだ。また、会場内では展示企画として「デザインの力展~新しい価値を創造するデザイン~(関東甲信越静ブロック)」が開かれた。

 

 

齋藤秀勝実行委員長

齋藤秀勝実行委員長

懇親会では齋藤実行委員長が「1年半以上の歳月をかけて準備をしてきたPrint Nextだが、基調講演や分科会でヒントや気づきが得られただろうか」と呼びかけ、「皆さんにより多くのものを持って帰っていただければ幸いである。全国各地・各団体から印刷の若手経営者が来ているので普段合わない人たちとも交流をはかってほしい」と話した。
 
来賓を代表して、島村博之全日本印刷工業組合連合会会長、吉岡新日本グラフィックサービス工業会会長があいさつし、臼田真人全印工連副会長の乾杯発声で開宴した。
 

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