2016年02月17日

dnp021502大日本印刷は、パッケージなどに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、商品名や説明文などの記載情報を中・英・仏などの多言語に切り替えて立体的に表示する「DNPパッケージ翻訳QRシステム」を開発した。

 
訪日外国人対応のインバウンドサービスとして、日用品や食品メーカーなどに向けて、2月に販売を開始する。2月16日から19日まで東京ビックサイトで開かれる「第2回外客対応・対策EXPO」に出展の予定。

 

2015年は訪日外国人数が1973万人と過去最高を記録し(日本政府観光局)、訪日外国人の日本における消費金額が年間3兆円を超える(観光庁)など、インバウンド市場のさらなる拡大が期待されている。しかし、店頭における外国語の商品案内などが少ないため、訪日外国人が商品の特徴や安全性、他商品との違いを把握できないことも多い。日本で購入した商品を帰国後に使用する際にも、使用法や効能を確認したいというニーズがある。

 

これに対して同社は、商品パッケージなどに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、パッケージに日本語で記載されている各種商品情報を中・英・仏などの多言語に切り替えて、スマートフォンの画面で立体的に表示するシステムを開発した。このシステムの活用によって、店頭での購入検討時や購入後の使用時など、訪日外国人が国内外の多くの場面で利用できるインバウンドサービスを提供でる。

 
 

「DNPパッケージ翻訳QRシステム」の概要と特徴は次のとおり。
 
専用サーバに中・英・仏などの多言語の商品情報を商品パッケージの3次元データとともに登録する。訪日外国人を含む生活者は、商品パッケージや商品に貼るシールなどに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、スマートフォンの画面にその商品の“外国語版パッケージ”が立体的に表示される。

 
 
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・スマートフォンの画面で、外国語で印刷されたパッケージを手にしているような臨場感を体験できる。スマートフォンのタッチパネル操作により、パッケージを回転したり、拡大したりできる。

・帰国後に商品を使用する際などにも、各国語で商品情報を確認することが可能。

・あらかじめスマートフォンで設定した言語を自動的に表示する。途中で表示言語を切り替えることもできる。

・パッケージに記載されている情報のほか、商品のキャッチコピーなども言語ごとに表示できるため、販売促進の効果を高めることができる。
 
同社は、今回開発した「DNPパッケージ翻訳QRシステム」と、2015年9月から提供している店頭に設置したタブレット端末に各国語のパッケージを表示する「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」を、食品や日用品、化粧品メーカーなどに販売し、2018年度までに15億円の売上を目指す。

 

 

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