2016年01月16日

木村俊作会長

木村俊作会長

福岡県印刷関連団体協議会(会長=木村俊作福岡県印刷工業組合理事長)は1月9日午後5時半から、福岡市・渡辺通のホテルニューオータニ博多に約320人の参加者を集めて盛大に平成28年新年賀詞交歓会を開いた。

 
新年賀詞交歓会は木林瑞穂さんの司会で進められ、田平保男副会長(福岡印刷工業協同組合理事長)のことばで開会した。
 
田平副会長は「印刷業界の環境はいいものではないが、最近のデータによると、1社当たりの売上、1人当たりの加工高・付加価値は伸びている。マーケットは縮みつつあるが、プレイヤー数がそれより速く減っている。付加価値が伸びているということは収益重視の経営になってきていることだろう。中小印刷産業のマーケットは2兆円くらいだといわれている。2兆円の0・1%が20億円。地域ナンバー1の力を示すくらいの売上だろう。ただ2次産業、製造業としては限界にきている。2・5次産業化していけばまだ伸びるだろう。ただ喫緊の課題として懸念されるのは、若年層、新卒の雇用が難しいことだ。中小企業には人材が集まらない。少子高齢化・人口減少は避けて通れない問題である。選ばれる企業・産業にならなかればならない。夢がもてる、将来ビジョンがしっかりした企業・産業にならなければならないと選んでもらえない。今年は60年に一度の丙申で、前回は神武景気で非常に景気がよかった。それにあやかって神武景気の再来の年となれば幸いである」と述べた。

 

主催者を代表して木村会長は要旨のとおりあいさつした。
 
「丙申は、草木が伸びて実が熟すといわれている。皆様とともに立派に収穫できるように企業努力をしていきたい。昨年を振り返るとデフレからの脱却を目指してきたアベノミクス効果、円安、インバウンドにより需要が拡大し、一部では景気が回復したように見えるが、昨年末の生活環境調査によると7割以上の人たちが食品価格の上昇によって個人消費の低迷をあげており、景気は回復していないと書いてあった。印刷業界においても原材料価格の上昇がのしかかり厳しい経営状態が毎年続いている。26年度の工業統計によると、業界全体の売上は5兆3800億円でマイナス0・6%で微減だった。一方、1事業所当たりの売上はプラス2・5%だった。勝ち組、負け組が顕著になってきている。印刷業界としては全印工連が発表している新たなる産業成長戦略『印刷道 ソリューションプロバイダーへの進化』という提言書で示された印刷業界が進むべき道、方向性のヒントとなるような情報の発信に努める。また、地域社会に貢献するCSRの取り組みも行っている。福岡県印刷関連産業団体協議会の皆様と情報を共有化し、印刷・関連業界の活性化と地位向上を図りたい」

 
多くの来賓を代表して鬼木誠衆議院議員、髙島宗一郎福岡市長(重光知明福岡市経済観光文化局局長代読)が祝辞を述べた。
 
 
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鏡開きを、加地邦雄福岡県議会議員・稲員稔夫福岡市議議会議員・重光局長・生井義三全印工連専務理事・中村史啓福岡県中小企業団体中央会情報調査課課長・木村会長、田平理事長・石井謙二ジャグラ福岡県支部長・土井健二九州印刷材料協同組合理事長・石津勝也福岡市紙卸商組合長・松本峰包福岡県製本工業組合理事長・森實貴幸北九州印刷工業協同組合理事長、田中潤一郎九州グラフィックコミュニケーションズ工業組合副理事長・濱崎順一九州シール印刷協同組合理事長・中村政晃九州グラビア協同組合理事長・長戸亮一九州洋紙板紙代理店会会長・藤島修平福岡印刷若葉会会長・大津正和福岡市ペーパーリサイクル協同組合理事長により行い、加地議員の音頭で乾杯した。
 
歓談の続く中、土井健二副会長(九州印刷材料協同組合理事長)のことばで閉会。藤島靖氏の音頭による博多手一本で締めた。

 

 

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