2016年02月05日

凸版印刷は、国内外の軟包装材生産のマザー工場である群馬センター工場(群馬県邑楽郡明和町)に東京ガスエンジニアリングソリューションズと共同で構築した省エネルギーシステムで、「平成27年度 コージェネ大賞」の産業用部門で最優秀賞となる「理事長賞」を受賞した。VOCおよび都市ガスを燃料としたコージェネレーション活用による省エネルギーシステムの新規性、省エネルギー性が評価された。2月4日に開かれた「コージェネレーションシンポジウム2016」で表彰、事例紹介された。
 

コージェネ大賞は、新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などにおいて、優れたコージェネレーションを表彰することにより、コージェネレーションの有効性について、社会への認知を図るとともに、コージェネレーションの普及促進につなげることを目的に、平成24年から一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催する表彰制度。

 

このほど表彰された群馬センター工場の省エネルギーシステムは、VOCや都市ガスを燃料としたコージェネレーションを活用している。コージェネレーションより生成したエネルギーを、工場内の電力・蒸気・冷熱で活用し、さらには、生産工程で発生するVOCをガスタービンおよびボイラーで都市ガスの代替燃料として使用することで、1次エネルギーを削減でき、環境負荷の低減にも広く貢献する。

 

また、停電時には、ガスエンジンを自立運転させることにより、工場全体の生産を継続させることが可能となり、自然災害など非常事態に備えるBCP対策の強化を図っている。

 

 

群馬センター工場に構築した省エネルギーシステムのエネルギーフロー

群馬センター工場に構築した省エネルギーシステムのエネルギーフロー

 

 

○コージェネレーション 燃料を用いて発電する一方、その排出ガスの排熱を利用して給湯・空調などの熱需要をまかなう、エネルギーの効率的運用システム。

 

○VOC(volatile organic compounds) VOCとは、大気中で気体状になる揮発性有機化合物の総称。

 

○一次エネルギー削減率 コージェネレーションが供給できる電力・熱を、商用系統から給電・熱源機から熱供給した場合と比較した時のエネルギー削減率。

 

 

タグ:

PAGE TOP